この夢の中の私はいつも異常に眠かった。
私は寝るとその瞬間に体が墨汁のようになって崩れ落ちてしまうら
どこかの壁沿いの席に親戚と並んで座っている。何かの順
私が寝そうになる度に墨が溢れて床が真っ黒に染まっていく。
左隣
対して右隣に座っている叔母さんは「寝てて大丈夫だよ〜」「まだ
叔母さんがいる内は母親は私を殴らなそうだが、帰宅した後が怖い
この用事が済んだら帰る前に死のうと考える
この夢の中の私はいつも異常に眠かった。
私は寝るとその瞬間に体が墨汁のようになって崩れ落ちてしまうら
どこかの壁沿いの席に親戚と並んで座っている。何かの順
私が寝そうになる度に墨が溢れて床が真っ黒に染まっていく。
左隣
対して右隣に座っている叔母さんは「寝てて大丈夫だよ〜」「まだ
叔母さんがいる内は母親は私を殴らなそうだが、帰宅した後が怖い
この用事が済んだら帰る前に死のうと考える
私たちは一見すると人間のようだが、実際は似て非なるものである
私たちの種族は、幼ければ幼いほど感情や倫理観に欠けており、そ
この夢の中では、子どもを殺す事は殺人ではなく、対象が幼いほど
このことは人類史において常識であった。
しかし、近年のマイノリティーを尊重しようという動きの中に、子
来年度から、15歳以下の子どもにも完全な人権が与えられること
それを嫌う大人たちも大勢いた。
この夢の中で私は15歳以下であり「子ども」にカテゴライズされ
大人が嫌がるのも当然だと思っていた。
学校に通っていると、倫理の欠落した同級生をちらほらと見かけた
また、子どもたちの間には、赤ちゃんに対しては特に何をしてもよ
夏になると、プールで浮き輪をつけている赤ちゃんをひっくり返し
私は動物も赤ちゃんも好きだった。
しかしこの調子だから、子どもは基本的に動物や赤ちゃんとは触れ
その事をいくら大人に言っても信じてはもらえなかった。全て、動
母方の親戚や家族と歩いていると大雨が降り始めた。
寿司屋に向かっているようだが雨で髪がめちゃくちゃになったので
傘を買おうとか一旦雨宿りしよう等色々提案してみるがどれも母親
私以外は誰も雨のことなど気にしていない様子で土砂降りの中を突
道中、信号待ちをしている時に、冠水した道路の中をマンボウが泳
弟と一緒に「マンボウだ!マンボウだ!」と一頻り騒いだが、ふと
道路のマンボウの正体はそのホログラムが水面に反射しただけのも
「冠水を見越してこんな仕掛け作れる予算があるなら、冠水しない
私はマンボウを眺めることを
寿司屋に着いた。
本来は知り合いの人々で満員になっているはずだったらしいが、大
やはり無理に来なくても良かったんじゃないかと思った。
しかもいつの間にか、なぜか寿司ではなくラーメンを全員分注文さ
直球的に「寿司がよかった」と言うのも気が引けるので「あ、ラー
ずぶ濡れで大人数で寿司屋に来店してきて寿司より安価なラーメン
六人組の若い男女が即死トラップに満ちた場所から脱出しようとし
アパートの一室のような狭い部屋の中に、六つの四角い穴のあいた大きな機械がある。
この中に何かがあるのではないかと考えた一人が機械に上体を突っ
中から「死んだ」と声がする。
他五人は「生きてない?」「なんで生きてんの」と言いつつ挟まれ
全員死ぬと生き返って中間地点からやり直せるらしい。
六番目に覗いた穴の中に鍵があったらしいが、その報告をした直後
残り四人はお互いを挟む機械を起動させる為のレバーをせーのの掛
全てが終わり機械が開いたところで、未だに生きていた一人目が機
上半身と下半身が切断されているが断面はざくろの実のようになっ
一人目が「生きてる人ー?」と呼びかけるが誰も返事をしない。端
一人目はまだ元気そうだが六人目は今にも死にそうだ。
一人目が機械の中から出られない六人目に鍵を握らせ、もう片方の
あとはこの二人が死ねば全員で生き返って鍵を使い、脱出すること
二人は自分たちがもうじき死ぬことを見越して「じゃあ行こう」「
視点が六人目のものになった。
死にかけているせいか遠くの景色が
朦朧としたまま「青春だなぁ」と訳の分からない事を言い出して一人目に笑われて
粗大ゴミだらけの夕方の海岸にいる。
波打ち際に点々と光が落ちており、それを集めている内にいつの間
砂浜の一番端の方に大きな扉のようなものがある。どうやらワープ
初心者らしきプレイヤーが道に迷っていたので、扉を抜ければ先へ
扉を抜けると父方の祖母の家に似た場所に出た。
私は現実の私に戻り、プレイヤーは中学生程度の年齢の見知らぬ男
仏壇があるはずの場所に祠のような小部屋ができていた。ここで祈
そこに二つ並べて敷かれていた座布団に正座して手を合わせている
タイミング良く母方の祖母が来て、照り焼きをワイングラスに入れ
私たちは言われた通りに中二階へ向かう。
階段がボロボロになっており、壁の下の方に所々穴が開いている。
中二階の部屋の襖を半分ほど開けて中の様子を覗き見ると、なぜか
部屋の中央には先程と同じ座布団が敷いてあった。
私たちはワイングラスを壁画の前に置いて座布団の上に座り、また
場面が変わり、私は子どもになって遊び場の付いたマックで遊んで
「思い出したか」と誰かが上空から町内放送のような感じで話しか
先程までしていたことは子ども時代に返るための儀式だったようだ
どこか外国の治安の悪い町に来たらしいが、景観的には日本の普通の住宅街がバグを起こしたような感じだった。
どこかLiminal spaceじみた雰囲気だ。
私には見えない同行者がいた。
同行者の姿を取り戻すためにこの場所にやって来たらしい
手掛かりがほとんど無いためしばらくの期間この辺りを探索する必
全ての文字情報と商品を排除されたコンビニのような建物が乱立し
その中は狭く明るく、単純なつくりになっていて寝泊まりするのに
しかしどの建物にも入口が見当たらない。
私たちは無意味な塀や階
ー
セブンイレブンの中にいる。
ストリートピアノと似たようなもので、このセブンイレブンの中には誰でも演奏して良い楽器の沢山置かれたブースがある。
そこで一人の女性客と二人の男性客による即興バンドのようなもの
三人は初対面らしいが、非常に息の合ったパフォーマンスを披露している。
私と店員さんは買い物や仕事を放棄して彼らの前に集い、曲に聴き
演奏が終わったら即解散するというルールがあるらしい。
演奏の終わり際に三人は慌ただしくお互いへの賛辞や挨拶を交わし
とても楽しげだ。
私と店員さんも大いに盛り上がりながら拍手や歓声を送る。
曲が終わり、三人は本当に即時解散した。
店員さんも何事もなかったかのように業務に戻り、私もぱっと買い
店内に余韻はない。しかし良いものを見た!
充足感を感じる。
数日前から遠くの空に、ドラム缶のような何かのシルエットが浮い
それは動かない。人々はそれを気にしている様子はなく、私も例に
私は単発バイトか何かを終えて帰っている途中らしい。
私の前で、同じバイト先にいたらしい同年代の男性がスマホを見な
その道は高速道路の真下でどこか閉塞感のある雰囲気だったが、曲
その先には澄み切って異様なまでに彩度の高い青空があり、遠くの
今私の前に人はいない。気兼ねなくその景色の写真を撮る事ができ
撮影を終えると私は曲がり角を曲がり、すぐそこにあったフェンス
とても広い道路が地平線の果てまで続いている。
来た道を振り返ると歩きの遅い人がようやく曲がり角に辿り着き、
バス停に並びながらぼんやりと空のドラム缶のシルエットを眺めて
シルエットはオーソドックスな植木鉢のような形に変わり、少しず
思わず空を指差して「あれこっち落ちてきてません?ヤバくないで
植木鉢は私たちの100メートルほど右の方に墜落し、爆発のよう
空に目を戻すと植木鉢型の影が大量に現れていた。あの全てが今か
私たちの正面300メートルほど先に、ちょうどこの広い道路と同
「逃げて!」と咄嗟に叫んで道の左側にある植え込みの向こう側へ
辺りを見回すと歩きの遅い人は植木鉢に巻き込まれたようで影も形
私は高架下に避難してきていた。
いつの間にか植木鉢は実体がなくなり、先ほどの植木鉢と同程度の
よく分からないが3Dの突風と2Dの突風があるようだ。
3Dの突風は人を彼方へ吹き飛ばすほどの威力があるもののただの風であり、一方2Dの突風はかまいた
2Dの突風で薄切りになった人間の一枚一枚が3Dの突風でバサバ
私はそれをよく観察したいと思い、近くを飛んでいた人間の薄切り
現実でも寝言で叫んだらしく目が覚めた。