夢日記

自分用

001

2018/10/16


立川市にあるという設定の映画館に、現実にはいない友人と共に入る。その映画館はチケット制ではなく、座席は早い者勝ちだ。座席は妙に低く配置もめちゃくちゃで、宴会場の座布団のようだった。


しかも、前の方の列の椅子がスクリーンに被っていてひどく見辛そうだ。


友人と私は、結局他の映画館へ行くことにした。


映画館から出る途中の通路になぜか『鉄コン筋クリート』のポスターが数枚貼ってあった。私はその作品が大好きなので、友人に頻りに勧めた。





町を歩いていると、何かの行列に巻き込まれた。


流されるままに歩き続け、行き着いた先は自宅の洗面所だった。大勢の報道陣が背後でカメラを構えているのが鏡越しに見える。


私の左にいる人が、総理大臣への挨拶を鏡に向かって読み上げている。


次は私の番だ。しかし、そんなことをするとは聞いていないので話す内容など何も用意していない。


その場で考えようとしたが、話すのがとても苦手なのでろくに言葉が出ず、背後で「一旦カメラ切って!」と叫ぶ声が聞こえる。


やってしまったなあと思って固まっていると、後ろから襟首を掴んで引っ張られ、そのまま玄関まで連れて来られた。


振り向くと母親が立っている。しかしどうやら男性のようだ。


「何ボーッと突っ立ってんだよ!あんたね、困るんだよ。ここはもうあんたの家じゃないから。そうやって執着して、恥をかくのはあんたの方だよ」と勢いよく説教をされる。「はい、すみませんでした」と謝って頭を下げると、その頭を機材で殴られた。


「これでこのカメラ壊れてたらあんた、弁償だからね。分かってる?さっさと出ていきな」と肩をどつかれる。急いで家から出ようと扉を開けると、後ろから「さっきの、生放送だから。残念だったね。あーあ!」とがなる声が飛んできた。