夢日記

自分用

013

2018/11/08


(2017/09/04 の夢)



私は紙袋を被り、10歳やそこらの年齢になっていた。服装や鞄も当時の物を身に付けていた。


色々な場所へ出向き、そこで得た品を持ち帰る。




石をくり貫いて作られた牢獄で、ポンチョ?レインコート?のような囚人服を着た男の子を部屋から出してあげようとしている。


私は窓から侵入してきたが、男の子の足は錆びた義足であり、窓まで梯子で上がることができないので、どうにか扉を開けて逃げ出すしかない。


看守はクルミ割り人形の服装のような、ドイツ軍服のような格好をした髭面の男たちだった。そのポケットから、釣り針とモップの柄を用いてマッチ箱を盗み、その中に入っていた鍵で牢獄の扉を開けて逃げ出した。


外に出て男の子と別れてから見ると、そのマッチ箱はオルゴールになっていた。



夢の中の私はそのオルゴールから鳴る音楽がいたく気に入ったのだが、起きてから考えるとあの曲は私が小学生の頃に作ってすっかり忘れていた曲だった。




私は水族館にいる。


クリオネを見に来たのだが、全ての魚がクリオネのように半透明で、輪郭しか見えなくなっている。


魚たちはオルゴールの音に釣られて水槽のガラスをすり抜け、私の鞄の中へ勝手に入ってくる。




私は密林の中の集落のような場所にいた。


パイナップルのようなスイカを3つほど持ち帰ろうとするが、重すぎたので1つにしておいた。


その後一両しかない電車に乗り込み、閉塞感の強いトンネルを進む間車内に蔓延る植物を物色した。


葉の付け根や枝の先から黒い汁が滴っている。


これもいくらか摘んで行く。






私は自宅の風呂場にいた。持ち帰ってきたものを浴槽に全てぶちまける。


半透明で白っぽい魚たちが鞄から這い出し、てんで好き勝手に空中を泳ぎ回っている。エイのようなものもいた。


私は持ち帰ってきたものをなまものとそうでないものに分け、ひときわ気に入っていたマッチ箱のオルゴールをポケットに仕舞った。


電車内で摘んできた植物がどんどん伸びていき、風呂場は植物と魚たちでめちゃくちゃになった。


絶対怒られるなぁと思いながら座ってそれを眺めている。




植物はなめくじのようにぞろぞろと伸びていく。気が付くと風呂場は気味の悪い黒いべたべたで酷く汚れている。その時は植物が腐ってしまったのかと思ったが、そういえば摘む前から黒い汁が滴っていたのでそれだったのかもしれない。


座っていた私は黒いべたべたに取り込まれていくが、白い魚たちは悠々と泳ぎ回っていた。



気色が悪いので、なんとかこの黒いべたべたから逃れたい。


私は辛うじて手の届くポケットに入っていたマッチ箱のオルゴールを少しだけ鳴らした。


白い魚たちはまたオルゴールの音に釣られて私の周りに集まってくる。白い魚たちが触れると、黒いべたべたは白く染まり蚕の糸のようになって、容易く振り払えるようになった。


黒いべたべたを全て蚕の糸に変えると、白い魚たちは融合してトナカイか鹿のようなシルエットになり、蚕の糸を全て巻き上げて壁をすり抜けて飛んで行ってしまった。