夢日記

自分用

042

家の近所のコンビニにいる。

初めて見るチョコアイスがあったのでカゴに入れた。カゴの中には既にチーズ鱈と冷凍つけ麺と、小さなタルのような小物入れが入っている。


会計をしようとレジへ向かうが、店員の姿が無かった。

誰かが来るまで待とうかと考えたが、どうやらこのコンビニ自体に人がいないようだ。

私は諦めてカゴの中身を全て棚へ戻し、コンビニの外へ出た。



コンビニの外は真夏だった。空が異様なまでに鮮明な青色をしている。

横断歩道が日光を反射し、ひどく眩しい。その中腹に黒っぽい塊があるのが目立つ。

近づいて見ると、それは様々な種類の蜻蛉の死骸の塊だった。

おそらく数十匹の蜻蛉が消しゴムのかすのように纏められている。車に何度も轢かれたらしく、原型を留めておらずめちゃくちゃだ。


私は、この蜻蛉たちは秋を連れてくる筈だったんだな、と考えた。

夏を終わらせたくない誰かが、秋を連れて来るはずの蜻蛉を全て捕まえて殺してしまったのだ。

よって秋は来ない。