夢日記

自分用

047

家でラーメンを食べながら作業をしている。

トッピングされていた煮卵を箸で割ろうとすると、妙に硬い。

白身を剥いでみると、中から肉塊のようなものが出てきた。

生まれ損ねたひよこかと思ったが、よく見るとそれは産まれたての子猫らしかった。

しかしラーメンは熱湯で茹でられたものであり、煮卵も調理されたものだ。猫は死んでいる。


血とよくわからない黄色っぽい液体がラーメンの汁に広がっていく

私はスプーンで猫の死体を掬った。

私は猫が好きだ。この事態をまともに受け止めては精神にダメージを負うと思い、自分の心から一歩退いて猫の死体を眺めている。

猫の死体を眺める私を後ろから眺めている。



前にいる私は、猫の死体を小さな箱に入れて近所の公園に向かう。

埋めに行くつもりだ。

近所の公園の、百日紅の木の下には、今まで飼ってきたザリガニやダンゴムシ、メダカ、カメなどの死体が埋まっている。

カメを埋めた場所に蝿がたかっていた事を思い出した。あれはヤマモモの実を供えたせいだと思っていたが、果たして本当にそうだったのだろうか。