夢日記

自分用

055

もうすぐ怪物が来て、人類は滅びるのだという。
しかしなぜか、人類は全員この出来事を過去に体験した事があった。
そしておそらくそれは防災訓練のようなものだったと認識されている。

怪物は人間ひとりにつき一体ずつ、どこにいても時間になればすぐ側に現れるという。
その怪物から逃れるには、どこかに隠れたり何か(布団など)をかぶって、極力楽しい気分でいなければならない。
怪物は人間以外のものに触れられず、かつ負の感情に吸い寄せられるのだという。
集団で隠れる事は禁止されている。その中の誰かが怪物に襲われた時、全員がパニックになってしまうかららしい。


時間が迫る中で、テレビや家族などの様子はどんどんおかしくなっていった。
怪物に殺されるのが怖いが、怖がっていては殺されてしまうので、みんな無理矢理に楽しい雰囲気を保っている。
ネットでは、人を暗い気持ちにさせる為の荒らし行為が横行していた。

私は押し入れの中の布団をめちゃくちゃにして、シェルターのような物を作って隠れた。
スマホやパソコンまで持ち込んだ。動画サイトで好きな動画を見て、現実を忘れようと思った。



もうすぐ怪物が来る時間だ。
弟がパニック気味になり、母親と怒鳴り合っているのが聞こえる。二人が暴れるので家が揺れている。
二人に死んで欲しくはないが、きっともう手遅れだろう。