夢日記

自分用

068

友人と夢でよく見る町に泊まるようだ。

狭く薄暗く、異常に物の多い謎のコンビニで、その日の夜に食べたいお菓子やおつまみを買い込む。この時間はとても好きだ。
会計に進むと、レジの店員さんから長々と何かの説明をされた。しかし私は浮かれていたのかなぜか適当に聞き流した。
説明が終わり、「本当に?」と聞かれた。
違和感を覚えたものの、話を全く聞いていなかったとは言えず「はい」と答えた。
店を出た後もそのことが気がかりだった。


私たちは空港のような場所に来た。
私たちは、この場所の2階の雑貨屋に、私たちの好きな店の飴が売られている事を知っていた。それを買いに来たようだ。
雑貨屋には、スプレー式の撥水剤のようなものや、半透明のレインコートや色とりどりの傘など、雨よけグッズが数多く売られていた



チェックインまではまだ時間があるので、近辺の大通り沿いをあてもなく散策している。
なぜかその町中には、アニメ調で描かれた人物と現実の人物が入り混じっていた。
何かの大会が開催されるらしく、この町はいつもより格段と賑わっている。

突如轟音が鳴り響き、市民館のような建物から、大きな大量のテレビで構成された蜂の巣のような造形の怪物が、壁を突き破ってのそのそと現れた。
人々は逃げ惑っている。
よだれかけをつけておしゃぶりを咥えた、ピンクと水色の髪をしたアニメ調の奇抜な女の子が、私たちのすぐ側で叫び声を上げた状態のまま完全にフリーズしている。

私と友人はなぜか冷静にその様子を眺めている。
私は友人に「こういう大きい大会の為にさー 変な人たちが集まって、ああいうデカいものが現れてトラブルになるのさぁ 昔のポケモン映画みたいな感じで大好き」と辿々しく説明した。
返事がない。
横を見ると友人もフリーズしていた。


テレビの巣の怪物は大通りへ踏み出そうとする。
そこへ、ホームレスらしきお爺さんがゆったりと歩いて来て「おーい、やめやめ」と怪物に声をかけた。

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すると怪物に一瞬ノイズが走った。テレビの電源が切られたかのように少しのノイズをその場に残して怪物は消え、そのちょうど足元の辺りに同じくホームレスらしきお爺さんが現れた。

同時に、破壊されていたように見えた建物や道路も、何事もなかったかのように元に戻った。
怪物だったお爺さんは「なんだぁ、夢くらい楽しく見させてくれや」と文句を言いつつ陽気に笑っている。
お爺さんたちは大声で楽しげに談笑しながら、駅の方へ歩いて行った。



どうやら今は、みんながアバターを着られるようだ。
アニメ調の人たちもアバターだったのだろう。想定外の出来事により、中の人がアバターを置いて逃げたためフリーズしていたのだと理解した。

しかし、たしか友人もフリーズしていたはずだ。
今隣にいる友人は誰かのアバターらしい。それならば、私の友人のアバターをわざわざ着ているのは一体何者なんだろう?
横を見ると友人はフリーズが解け、無言でこちらを凝視している。