夢日記

自分用

082

自殺を考えた事のある人の為の更生施設のような場所に通わされている。
職員たちは竹刀を持っていたりジャージを着ていたりと、中学の頃のやんちゃ気味な体育教師を彷彿とさせる風貌だ。圧倒する為かイライラした雰囲気を分かりやすく出している。

職員たちはまずお前達がとんだ弱虫、軟弱者である事を認める所からだ、と滑稽なほどにマイナス思考で書かれた箇条書きの文章をホワイトボードに書き、私達に大声で読ませようとする。
夢の中の私はその文章の原文を知っていた。元々マイナス思考な事柄を書いてから最終的に「それでも進むしかない」というような、励ましに近い文章だったはずだ。
しかし職員たちは励ましの部分を削除し文章を改変して、私たちに鬱屈した気分を植え付けようとしている。そうして沈み込んだ私たちを根性論でいびるつもりなのだ。
これではマッチポンプよりもひどい。

心の中で文句を言っていると、なぜか心の内を丸ごと見透かされて私が一人で読む事になってしまった。
反抗的な気分になっていた私は、暗記していたその文章の原文を読み上げた。
途中で職員に何か(ペンのキャップ?)を投げ付けられ、反射的に「は?痛った」とかなり態度の悪い反応をした。
私は側にあったガラス戸からバルコニーのような外へ連れて行かれ、そこで雪かきをしてろと指示された。しかしそもそも雪がない。
その事を聞くと「そういうとこがダメなんだよ!どうしたら良いかくらい自分で考えろ」と突き飛ばされ、ガラス戸を閉められた。
私は雪を探すふりをしつつ、上手いことこのバルコニーから外へ脱走できないか探索を始める。





私と弟は人間の形をしたアンドロイドだ。私たちは幼い頃の姿から全く成長していなかった。
廊下からリビングへ出ると横から音がした。見ると、機構丸出しの不恰好なロボットが和室で洗濯物を畳んでいる。私たちの奴隷のようなものだ。
ロボットは私たちの姿を見ると突如異音を発し、頭を痙攣させながらこちらへ手を伸ばして来た。
はじめはこいつに何ができるんだ、と無感情でそれを眺めていたが、ロボットの狙いは私ではなく私の後ろにいた弟だった。
弟はまだ幼く脆い。ロボットは弟の腕を掴むと、少しずつ爪を皮膚に食い込ませていった。

私は反射的に側にあったピアノ椅子を振り上げるとロボットの頭に叩き付けた。
ロボットの頭はひしゃげ、ロボットは弟から手を離した。しかし私は念のため、と至極冷静にロボットをめった打ちにし、遂には破壊した。
弟が背後から「パパとママに怒られるかも」とやはり冷静な様子で言う。
「大丈夫だよ、メモリーカードが無事ならまた作り直せるし」と私は飛び散った破片の中から金属製のmicroSDのようなものを拾い上げた。
すると弟に「そうじゃなくて、同じロボットに何てことするのって怒られるかも」と言われ、そこで初めて我に返った。
しかし私はその事を認めたくはなかった。奴隷ロボットごときが弟に手を出したという事への怒りの方が上だったからだ。
「事情話したら分かってくれるんじゃないかな」と屈んで弟の引き裂かれた腕を見る。





リヴリーアイランドで、灰色のリヴリーに白くなる餌をやったらなぜか真っ黒になってしまった。
同時にホム(プレイヤーのアバター)も真っ黒でシルクハットを被った見覚えのないものになっていた。
白色に戻すのが面倒だと感じ、新しいアカウントを作って真っ白なケマリと水色っぽいシンプルなホムを作った。
しかし、見た事のない新機能や見た事のないデコレーション(間欠泉のようなツリーなど)が突然山ほど現れたのでとっつきにくく感じ、前のアカウントで白色に戻した方がいいなと考え直す。