私は薄型のメーヴェのような簡易的なグライダーに似たものを装備
羽ばたくタイプのもので、前に飛ぶには勢いが必要だったり滑空以
私は練習を重ねて比較的高度のある場所まで飛んで行けるようにな
偶々着地した建物が少し変わった構造をしており、ビルの15階ほ
庭園側に蛇が展示されていたはずだったのだが、なぜか室内の方に
周りの客が逃げ惑う中、そのフロアに着地したばかりの私はその状
赤と緑のつやつやした苺のような小さな物体が廊下の隅に落ちてい
近付いてみるとそれが蛇だった。とぐろを巻いていたようだ。
蛇はこちらに向かって猛然と這い寄ってきた。
咄嗟にジャンプして避けようとしたところ、現実で実際に足を縮め
一緒に寝ていた猫が驚いて逃げて行った…
私はもう少しグライダーで遊びたかったのでそのまま二度寝をした
私は今度は見知らぬ寂れた町に居た。グライダーは装備したままだ
町中を低く滑空しながら見て回る。かなり治安が悪そうだ。
「鉄コン筋クリート」の宝町から住人が四分の三ほど減って十年近
吹き抜けのある大きな建物を見つけた。
私はSkyというゲームの飛行テクニックである垂直飛行という真
最上階は滅びた九份のような雰囲気の内装をしており非常に素敵な
しかしどうやら違法風俗店が多数立ち並ぶ不穏なフロアである。作
内装が好みだった為しばらくこそこそと歩き回って観光していたが
振り返ると以前かなりしつこく付いてきたおかしなスカウトマンが
「来てくれたんですか」と言うので勘違いされてはまずいと思い、
建物の外へ出て再び垂直飛行をし、色褪せたアドバルーンのような
スカウトマンが電話をしながら建物から出てきて、辺りを見回して
本来立ち入ってはいけないフロアだったらしい。