夢日記

自分用

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見る夢の内容を選べる狭い廊下のような場所にいた。

半分明晰夢のような状態だった。

両側の壁の上の方には一直線の窓が設置されており、照明は無いが光が良く入っている。

ドアがいくつもあり、廊下の奥の方の空間には私の部屋の天井にある常夜灯の光の色が見えるような気がする。

あれを意識しすぎると目が覚めてしまうだろうと直感的に感じ、そちらを極力見ないようにして廊下を進んで行った。


ドアの内の一つに、夢遊病の人が安心して夢を見るための領域?があった。

私は夢遊病ではないがその場所に興味を持ち、夢の中で夢遊病になりたいと思った。




気が付くと私はその部屋の中にいた。ここから先はほとんど明晰夢ではない。

部屋は妙に横幅が狭い。家具は何も無く、明かりの点いていないシンプルな照明と簡単なつくりのブランコが二つ、天井からぶら下がっていた。

入って左側の壁一面が無く開いている。

この部屋はかなり高層にあるようで、とても見晴らしが良い。




何となくブランコを漕いでいると、いつの間にかもう片方のブランコに様々な上着を重ね着した妙な格好の透明人間がいた。

衣類だけが見えている。



透明人間にとってここは明晰夢であるようだ。

私が透明人間に気を取られている間にブランコの持ち手の縄を、小さなマイクラのブロックで構成されたものに置き換えていた。

ブロックに置き換えられた縄は当然動かなくなり、ブランコは妙な高さと妙な角度で突然静止した。


眼下に広がっていた建物群もマイクラの建築に置き換わっており、加えてなぜか水没している。

水の上にはやはりマイクラのブロックで作られた大きな帆船が浮いていた。


私はこの光景をスマホでメモしておきたいと考え、それから突然ここが夢である事を思い出した。今スマホを探そうとすれば目が覚めてしまうだろう。

透明人間はブランコから船の方へ飛び降りていった。私もそれに続いて飛び降りる。