夢日記

自分用

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発展途上国のような雰囲気の海外のどこかで、川に遺体を流す儀式を行っていた。

私はそれを観光しに来たらしい。

儀式では、死んでしまった人を棺か箱の中に入れて、濁った流れの早い大きな川に流す。

流れていくその棺に泳いで追いつき蓋を開けて遺体の顔を見ると、テレビに出る事ができ将来世界的な著名人になれるのだという。

棺が流れてくると、特に子どもたちは我先にと川に飛び込み棺桶をもみくちゃにする。


一つだけ日本人の遺体が流れてきたかと思うと、対岸で行事を見ていた某政治家が川に飛び込み必死に棺に追い縋ろうとした。

なぜか彼女以外の人は誰一人としてその棺に群がろうとはしなかった。

「あの人は今でも充分テレビに出ているのに…川に流すために人を殺したりしてないかな?」など勝手な空想を膨らませながら見ていたが、どうやらその遺体は政治家の友人のものだったらしい。

儀式の一環として勝手に川に流されてしまったようだ。政治家はどうにかその棺を川から引き揚げようと必死な様子だ。

私は先程の不謹慎な空想を恥じ、お詫びの代わりに彼女を助けに行こうと考え川に飛び込んだ。


政治家は頭まで川の水に浸かったようでびしょ濡れだった。

あんなに大量の死体が流されている川の水を飲み込んだりしたら病気になってしまいそうだ。注意した方が良いだろう。

その事を伝えようとしたが、政治家のあまりに必死な様子に気圧され言い出せないまま棺の引き揚げを手伝い続ける。





私は船に乗っている。先程の観光地の近くの離島に向かっているようだ。

霧の向こうに、ピンク色のペンキで塗りたくられた大きな教会のような建物が見えてきた。

極彩色で様々な模様が描かれた塀の後ろに、鉄棒や廃材でできた無骨な十字架が乱立しているのが見える。

儀式で川に流された死体はここに流れ着き、ここを管理している人たちによってお墓に入れられるのだと船上にいたガイドさんが説明してくれた。

海上に箱のようなものが浮かんでいるのがちらほらと見える。

あれら全ての中に死体が入っているらしい。