六人組の若い男女が即死トラップに満ちた場所から脱出しようとし
アパートの一室のような狭い部屋の中に、六つの四角い穴のあいた大きな機械がある。
この中に何かがあるのではないかと考えた一人が機械に上体を突っ
中から「死んだ」と声がする。
他五人は「生きてない?」「なんで生きてんの」と言いつつ挟まれ
全員死ぬと生き返って中間地点からやり直せるらしい。
六番目に覗いた穴の中に鍵があったらしいが、その報告をした直後
残り四人はお互いを挟む機械を起動させる為のレバーをせーのの掛
全てが終わり機械が開いたところで、未だに生きていた一人目が機
上半身と下半身が切断されているが断面はざくろの実のようになっ
一人目が「生きてる人ー?」と呼びかけるが誰も返事をしない。端
一人目はまだ元気そうだが六人目は今にも死にそうだ。
一人目が機械の中から出られない六人目に鍵を握らせ、もう片方の
あとはこの二人が死ねば全員で生き返って鍵を使い、脱出すること
二人は自分たちがもうじき死ぬことを見越して「じゃあ行こう」「
視点が六人目のものになった。
死にかけているせいか遠くの景色が
朦朧としたまま「青春だなぁ」と訳の分からない事を言い出して一人目に笑われて