夢日記

自分用

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知らない町で自転車に乗り、一日中誰かを探し回っていたようだ。

以前車に撥ねられてひしゃげてしまった古い自転車をなぜか使っており、非常に漕ぎにくい。

 

一旦休もうと思い自転車置き場を探す。

しかしやっと見つけた駐輪場では絢爛な格好をした子連れの女性たちが楽しげに話しており、質素な服装で壊れた自転車に乗った私はそこに近付く勇気が出なかった。

 

 

やがて夜になり、私は桟橋のような場所に向かう。

そこには黒いドレスを着た美しく背の高い女性が立っていた。

「ごめんなさい、見つけられませんでした」と声をかける。

女性は「いいよ?」と少し風変わりなイントネーションで答えた。

「私の、一人目の子どもはこの中に溶けてる」「二人目もきっとそうね」と言って海を見る。