夢日記

自分用

004

2018/10/30


夕暮れ時、運転手のいない車の最後部座席に乗って外を見ている。車は海の上の、屋根のある道を走っている。


海の向こうに、紺色のタージ・マハルのような建物が見える。金色の装飾が夕陽を反射して煌めいている。

「すごい綺麗な建物あるー」と一人言を言うと、カーナビが「かもめクラフト」と返事をしてきた。

意図が分からずに思わず「えっ?」と聞き返したが、目をやるとカーナビは電源が切れてしまっていた。


建物に目を戻すと、周りをかもめのようなものが飛んでいる。その前を、ラピスラズリに金箔をまぶしたような模様の、星空のような身体を持った竜が悠然と横切っていく。

あの竜が夜を届けに来るのだ。