夢日記

自分用

121

・宇宙にある施設に来た人々

この人々を使って実験が行われるようだ 実験期間中は人々は地球との連絡が取れず、意思疎通に制限が設けられる

人々は疑心暗鬼になって殺し合いを始めるかもしれない、という内


・ガラス製の壁掛け時計が足元に落ちてきて、割れたガラスが大量に左脚に刺さりハリネズミのようになる


・好奇心からネズミやスズメの死骸をレンチンして後から罪悪感を抱く夢


・何かで母親を激怒させてしまい、飼っているカメの舌を引き抜いて殺される 飼い猫も全て殺すと言い包丁を持って追いかけ回して切り付けてい

私は一周回ってどうでもよくなりこの後死のうと心に決め、座ったままそれを見ている





以下半分現実の話

起きようとしたところ金縛りに遭った。

途中から現実の風景と夢が混ざり始めた。私は床に固定されており、天井に貞子のような髪の長い女性が貼り付けられていて、常にそれとちょうど目が合うようになっている。

加えて、床ごと波打たせるようにして上下に揺さぶられ続けているような感覚に10分近く囚われ続けた。

120

夢の中の私は貧しい国の住人ということになっていた。知り合いらしきおじさんの車に乗ってこの国から逃げ出そうとしているところらしい。

この国の国民は海外への移住が禁止で、特に女性はどんな用があってもこの国から一度も出てはいけないという。

おじさんは海外出張に行くていで国外逃亡するつもりらしい。その際に私のことも連れてきてくれた。


検問のような場所を通り抜けようとしている。私は後部座席の足元部分のマットの下に横になって隠れた。

しばらくおじさんが検問の人と話しているのが聞こえ、それから車が発進した。

「よっしゃあ!ついにやった どこまでも逃げてやろうな」とおじさんは嬉しそうに言った。



8階建てほどの高さはある黄色やオレンジ色の土?でできた大きな建造物が立ち並んでいる。

これらは家らしいがドアや窓などは見当たらない。

建物の間の複雑な細道をおじさんの車で進んできたが、ついに狭すぎて曲がりきれないような道に突き当たってしまい、私たちは車を降りた。

 

おじさんと一緒に荷物を引いて歩く。

建物と建物の間にトマソンじみた橋のようなものが複数架けられている。

その下にホームレスが暮らしていたであろう寝床や古い荷物などの痕跡がいくつもあった。

この場所に来て初めて人の気配を感じ、少し安心する。





いつのまにかおじさんは母方の祖父になっており、私たちは再度車に乗ってお金持ちの誰かの家に荷物を届けに来た事になっていた。

私は助手席で大きなチョコのパンと、長方形のケーキと、何かもう一つの小さな荷物を膝に抱えている。

小さな荷物の中身は私が作った何からしい。私は緊張している。



のどかな谷に立つ大きなお屋敷についた。

出てきたのは綺麗な白髪をしたお淑やかな感じで背の高いおばあさんだった。

紺色の長いワンピースに白いカーディガンを羽織っている。まるで絵本の中の人物のようだ。

おばあさんは祖父の車から荷物を運び出すのを手伝ってくれた。

どうやらこの後ケーキを一緒に食べる予定があるらしく、私たちをお屋敷に上げてくれると言う。

 

お屋敷の中はまるで高級なパーティの会場のように絢爛な内装だ。

奥の部屋に進むと母方の祖母と叔父さんがいた。

「おじいちゃんが自然公園で鳥を撮ってたら、散歩してた彼女と偶然話す事になって意気投合してね この歳でこんなに親しい友達ができたのよ」と祖母がおかしそうに笑って話してくれた。

119

星のカービィのもとになった人物がいるという。

それはスペインの開拓時代(?)の労働者だった。厳しい環境でもいつも周りを元気付けていた。



場面は木造小学校の家庭科室のような温かみのある雰囲気の狭い研究室に移る。

電気は点いていないが、大きな窓から夕日が射し込んでおり充分に明るい。


ここは平成2年、人を元気にするための素朴な対話用ロボットが製作されている。

ロボットは前述の労働者の名を冠しているらしい。

とても古いPCの画面のような頭に申し訳程度の体が付けられた簡素な見た目だ。動かす事ができるのは顔にあたる液晶画面と首、腕のみ。


ロボットは未だ開発段階だが、早速研究所内の人達を励ましたり歌を歌って場を盛り上げたりしている。

球体に十字の線を引いたようなものを目の代わりに画面内で動かしていたが、処理能力が足りないのかラグが生じた結果左右の目がバラバラに動いている。

ロボットが良い子すぎるので誰もその気味の悪さに言及できずにいたが、研究のリーダーらしき人がやってきて「気持ち悪いんだよ」と画面に向かって目潰しの動作をした。



以降のロボットは仕様が変わったらしく、コンセントのような愛らしい目になっていた。

しかし研究リーダーは相変わらずロボットに対して冷たかった。

ロボットが歌えばうるさいとはたき、ウィンクをすれば調子に乗るなと吐き捨てた。

しかし他の研究員たちはロボットの愛らしさの虜になっていた。



ある日、研究員の一人がロボットと話した後に拳銃自殺をした。

ロボットと話して幸せになり「幸せな内に死ぬ事が一番いい」というような内容のことを口にしながらこめかみを撃ち抜いたのだという。

研究員たちが死体を囲んで途方に暮れている後ろで、ロボットは簡素な手足や首を拙く動かしながら「ゆかいな牧場」を歌っていた。

研究リーダーは重々しく口を開き「だからあれに絆されてはだめなんだ」と言った。

118

思い付きで、友人と一緒に部屋を風船で満たそうとしている。

 

友人は簡単そうに風船を膨らましては手際良く吹き込み口を結んでいくが、私はいくら頑張っても一向に風船を膨らますことができず、吹き込み口を結ぶ手付きも覚束ない。

驚いたといったふうにふざけた調子で何も上手くできないと友人に言うと、友人もふざけてこちらを小馬鹿にしたように笑いながら小さなおもちゃのポンプのようなものを渡してくれた。

それを使えば夢の中の私でも風船を膨らますことができた。



先程まではオーソドックスなゴム風船しかなかったが、いつの間にか私たちの周りの風船は様々な形のパーティグッズじみたものばかりになっていた。

友人は脳の形の風船を膨らませている。

私はふと目についたかえるの形の風船をポンプに取り付けた。

 

私は膨らむ風船を見て、「かえるストロー」という遊びがある事を思い出した。

かえるのお尻にストローを刺して思いきり息を吹き込み、破裂させて遊ぶというものだ。

私は自然生息のかえるを見た事すらもないが、実際にやってみたらどのようになるだろうと空想した。

 

空想の中でかえるが破裂した直後、隣で突然友人が風船を破裂させた。

その音に驚いてそちらを見た拍子に私も手元の風船を破裂させてしまった。

自分の風船に目を戻すと、破裂した風船の中から内臓が飛び散っている。腹部に違和感を覚えて服を捲ると風穴が空いていた。

残虐な事ばかり考えているからとうとうバチが当たったのだと思った。

一方友人は脳の形の風船を破裂させたため脳を失ったらしく、頭がへこんでいる。

自分の罰当たりに友人を巻き込んでしまったようだ。

117

発展途上国のような雰囲気の海外のどこかで、川に遺体を流す儀式を行っていた。

私はそれを観光しに来たらしい。

儀式では、死んでしまった人を棺か箱の中に入れて、濁った流れの早い大きな川に流す。

流れていくその棺に泳いで追いつき蓋を開けて遺体の顔を見ると、テレビに出る事ができ将来世界的な著名人になれるのだという。

棺が流れてくると、特に子どもたちは我先にと川に飛び込み棺桶をもみくちゃにする。

 

一つだけ日本人の遺体が流れてきたかと思うと、対岸で行事を見ていた某政治家が川に飛び込み必死に棺に追い縋ろうとした。

なぜか彼女以外の人は誰一人としてその棺に群がろうとはしなかった。

「あの人は今でも充分テレビに出ているのに…まさか川に流すために人を殺したりしてないよね?」など勝手な空想を膨らませながら見ていたが、どうやらその遺体は政治家の友人のものだったらしい。

儀式の一環として勝手に川に流されてしまったようだ。政治家はどうにかその棺を川から引き揚げようと必死な様子だ。

私は先程の不謹慎な空想を恥じ、お詫びの代わりに彼女を助けに行こうと考え川に飛び込んだ。

 

政治家は頭まで川の水に浸かったようでびしょ濡れだった。

あんなに大量の死体が流されている川の水を飲み込んだりしたら病気になってしまいそうだ。注意した方が良いだろう。

その事を伝えようとしたが、政治家のあまりに必死な様子に気圧され言い出せないまま棺の引き揚げを手伝い続ける。





私は船に乗っている。先程の観光地の近くの離島に向かっているようだ。

霧の向こうに、ピンク色のペンキで塗りたくられた大きな教会のような建物が見えてきた。

極彩色で様々な模様が描かれた塀の後ろに、鉄棒や廃材でできた無骨な十字架が乱立しているのが見える。

儀式で川に流された死体はここに流れ着き、ここを管理している人たちによってお墓に入れられるのだと船上にいたガイドさんが説明してくれた。

海上に箱のようなものが浮かんでいるのがちらほらと見える。

あれら全ての中に死体が入っているらしい。

116

友人と山の坂道を自転車で降っていると、白いワンピースを着た痩せた小さな女の子が呼び止めてきて「上着を取ってほしい」「トイレに行きたい」とよく分からないことを言う。

友人が怪しがって「やめとけ」と小声で耳打ちしてきた。

しかし私は怪しい事にわざと首を突っ込みたいと思った。それに上着の在処にも心当たりがある。


私たちは上着のあるところへ向かった。

青と黄色の派手な色の小さなダウンジャケットが、道路の外れの休憩所のようなスペースのベンチの前に落ちている。何かを包んであるかのように不自然に膨らんでいる。

私は何かが起きると確信してそれにゆっくりと手を伸ばし、恐る恐るといったふうに摘んだ。

するとダウンジャケットの下から青白く細い手が飛び出し、私の手首を力強く掴んだ。


私はその後どうなるかが見たいと思い逃げることをしなかった。しかし私のすぐ後ろで警戒していたらしい友人が「逃げるぞ!」と叫んで私の腕を掴み、白い腕を振り払わせた。

友人は自転車に飛び乗り、私もそれに倣う。

私たちは坂道を猛然と下り始めた。



私たちは郊外の住宅街のような場所にいる。

この住宅街は夢によく出てくる場所で、野良猫(地域猫?)が大量におり空き地や謎の駐車場が多い。

私たちはその風景について会話を交わしながら自転車を漕ぎ続けている。

随分山から離れたのでさすがにもう逃げる必要は無いように思うが、雑談しながらサイクリングをするのが楽しいのでだらだらと進み続けているようだ。


人が一人も見当たらないので歩道を走っている。

ふとここがどこなのか確認しようという話になり、止まってスマホを見ていると、小さな男の子が走ってきて私たちのすぐ横にある境界ブロックを数回軽く蹴った。

歩道に自転車がいるから「ダメだよ」と伝えにきてくれたのだろうか。それなら話を聞いてから「気付かなくてごめんね」「注意してくれてありがとう」といったポジティブな反応を返そうと考えた。

しかし「どうしたの?」と話しかけてみると、男の子は「外国人だろ」とよく分からない事を言った。

想定に無かった言葉なので拍子抜けする。「そう見える?」と聞くと男の子は頷き、友人の自転車を指差した。

見ると友人の自転車の後ろカゴに、人面太陽の絵が描かれたオレンジ色の奇妙な旗が揚げられている。

男の子はこれをどこか遠い国の国旗だと思ったようだ。

115

見知らぬアパートのエレベーターに乗ろうとしていると、扉を閉める寸前になって突然、よれたシャツを着たやつれた人々が無言で担架を運び入れてきた。

担架の上には損壊した私の死体があった。顔面がいわゆる蓮コラようになっている。

人々は死体を担架ごとエレベーター内に放置して出て行った。

私は扉を閉め、死体と一緒に六階へ上がった。


エレベーターを出ると大学病院の待合室のような場所だった。

友人がエレベーターに乗ろうとしていたが、私を見るとひどく驚いた顔をして硬直し、そのまま背景に溶け込むようにして消滅してしまった。

避けられたかと思い悲しくなったものの、閉まったエレベーターの扉に映った自分の顔が死体と同じ状態だったのでなんだ、怖かっただけかと安堵した。