夢日記

自分用

134

全ての人間が猫に見えるようになってしまった。

毛並みや顔付きはそのままその人の健康状態や精神状態を反映している。

人間でいた時よりも、何を考えているのかや具合が悪そうだったり眠そうなどの細かな機敏が分かりやすく感じる。

家族のことも猫に見える。父猫は冷静そうだが母猫は私の精神状態の悪化にひどく不機嫌そうだ。

直接怒鳴ったりもしているようだが、猫に見えるので全く怖くない

物凄い剣幕で怒る猫を見て笑ってしまいそうになるのを必死に堪えていた。

街に出ると発情期の猫が大量にいた。





何かの絵を描いている。

犬のようなものを描こうとしているようだが、毛並みのディティールを独特なタッチで異様なまでに細かく描き込んでいる。

133

本棚から本を取ろうとしたところ手が滑り、どういう訳か左手の人差し指が縦に真っ二つに裂けてしまった。

夥しい量の出血をしている。

せっかくだからとコピー用紙を取り出して血で何か絵を描こうとしたが、流血がひどすぎて全く思うように描けない。

 

怪我をしたと母親に知れたら怒られるだろう。

こんな大怪我をして、病院に通う事になるかもしれない。

友人と出かける予定があるのに、このままでは取り消しになってしまう。

色々な事を考えて面倒に思い、どうにかこの怪我を隠せないかと考える。

部屋に裁縫キットがあった事を思い出しそれを探そうとするが、部屋中に血が飛び散って凄惨な状況となり益々気が滅入る。

徐々に全てがどうでもいいというような投げやりな気分になってくる。

132

曇った公園に、金髪に黒い革ジャンに赤いミニスカートを履いた、マフィアや何かのボスのような女性がいる。

視点の主は私ではなくその付き人のような立場の男性であるらしい

 

女性のお腹が突然膨らみ始めた。

男性が病院に行けと言うが、女性はそんな事をしたら捕まるだろと拒む。

道端で出産が始まってしまった。

 

女性はこれは敵対組織に呪われたのだと言いだす

男性はそんなまさかという反応だが現に、女性はお腹が急速に膨らんでは出産することを三回も繰り返していた。

 

女性は死んでしまうようだ。「痴話喧嘩みたいな死体だから見つかりたくない」などとよく分からない事を言っている。

男性はそれに従い女性の死体を閉鎖された遊歩道のひび割れた穴の中に隠した。

その後視点は男性から離れ、男性が「視聴者」に向かってこの隠し場所がどれだけ良いかについて教えてくれるのを眺めていた。

 

その後男性は「他にも人やってもバレない場所がある」と言い街を歩き始めた。

そこは治安の悪い商店街のような場所で、男性が挙げた場所は建設途中で放棄されたビルの地下、人のいないスーパー銭湯などだった

131

手の平に細い糸のような黒い虫がたくさんついている。

その虫は簡単に千切れては増殖していくようで、切れ端のような1ミリ足らずのものも蠢いている。

長時間手を洗い続けているが虫たちは一向に取れない。

その虫は血を吸って長くなり、皮膚に穴を開けて血管に潜り込んでこようとする。

ひどい激痛を感じる。

 

手首や肘の中まで虫が入り込んできている。

焦って風呂場に行きシャワーで流そうとしたところ、中途半端に流された虫の破片が足にくっついてしまったらしく足元からも虫に侵入され始めた。

もう治療する事もできなそうだ。

130

現実にはいない知り合いの乱暴な男子が自宅である屋敷の屋上から飛び降りる瞬間を見た。

彼は直前に屋上で父親から「飛び降りろ」と命じられたようだ。

彼には姉と弟がいたが、厳格な父親が彼の粗暴さを嫌ってか彼だけに執拗に虐待をおこなっていた。

 

私は彼の姉や弟とも面識があったが、彼らは男子への虐待に参加していないと言っていた。

姉は父親の行いを「やりすぎ」と諌めていると言っていたし、弟は兄をよく「大丈夫」「かわいいぞ」と言って慰めるような言動を見せていた。

 

場面が変わり、その家の夕飯の様子を固定カメラのような誰のものでもない視点から見ている。

被虐待児である男子の食事のみなぜかミキサーにかけられて中途半端な液状になっており、見た目が非常に悪い。

味も相当悪いようで、男子はそれを必死に口に運びつつ何度も吐きそうになっている。

姉は「やりすぎじゃな〜い?ちょっと〜」と半笑いで父親の肩を撫で、弟は男子が嗚咽する度に「かわいいぞ!兄ちゃん大丈夫、かわいいぞ!」と囃し立てておちょくるように兄の顔を覗き込む。

実際に見てみると彼らの様子は私が想像していたよりもずいぶん嫌味ったらしく見えた。







家の近くのコンビニから家まで飛んで帰る。

本当は何かの法律に触れると分かっていたが、空を飛ぶ楽しさの前ではそんな事はどうでもよかった。

129

ファミリーレストランのような場所に来ている。

四人席で、周囲に大人たちの気配を感じるが誰なのかよく分からない。実質一人でいるようなものだ。

ガーリックトーストとコーンポタージュのどちらを頼もうかひどく悩む。

いっそ全く違うものを頼もうかと思い他のページを開くと「ご遺体」というメニューが目に入った。

棺型の容器の中にお弁当が入っているらしいが、中身は頼んでみるまで分からない。


私は興味本位でそれを注文してみた。

するとチープな画面効果と共に場面が切り替わり、次の瞬間には私は誰かの葬式場にいた。

棺の中に見知らぬ真っ白な人の遺体が入っており、私はそれを覗き込んでいる。

私はなぜかその真っ白な人が砂糖菓子やメレンゲの類であると認識しており、美味しそうだ、食べてみたいとしきりに考える。


辺りを見渡すと会場内には誰もいない。
これを持ち帰ってしまって家で少しずつ食べようと思った。

128

この夢の中の私はいつも異常に眠かった。

私は寝るとその瞬間に体が墨汁のようになって崩れ落ちてしまうらしい。

 

どこかの壁沿いの席に親戚と並んで座っている。何かの順番待ちをしているらしい。

私が寝そうになる度に墨が溢れて床が真っ黒に染まっていく。

左隣に座っている母親が「こら!やめなさい」「起きなさい」とひそひそ声で私を叱る。手を上げたくて仕方がないといったふうに私の服を引っ張ったり手を震わせたりしている。

対して右隣に座っている叔母さんは「寝てて大丈夫だよ〜」「まだしばらく待ち時間あるよ」と言ってくれる。


叔母さんがいる内は母親は私を殴らなそうだが、帰宅した後が怖い

この用事が済んだら帰る前に死のうと考える