夢日記

自分用

088

私は友人と共に、作りかけの閉塞的な道路のような場所で清掃の仕事をさせられている。強制労働且つ無賃金であるようだ。

私達は車輪と蓋の付いた大きなコンテナのようなものを二人がかりで運び、その中にゴミを入れる。

コンテナの中は泥で満たされており、その中に大量に生息する特殊な微生物がゴミを高速で分解してくれる仕組みらしい。


私達はそのコンテナを用いて人を殺していた

この夢が始まった時点で既に、私達は誰かをコンテナの中に沈めた後だった。

それが誰か、どんな人物だったのかも分からない。泥に塗れた太った指先と、紺色のダウンジャケットを着た大きな背中だけが辛うじて見えた。

私達はコンテナの蓋を閉め、「おーしまい」とふざけ合いながらハイタッチをする。


私達は常習犯であるようだ。

この泥にいったい何人の人間が混ざっているのかを考えると気色が悪かったが、友人とそのような会話をしてヤバいヤバいと盛り上がるのが楽しかった。

仕事終わりに人間をこのコンテナに入れていく事が、この強制労働の中で私達の薄暗い楽しみになっていた。